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 ソ連軍の99型砲接収を妨げるため第18野外格納庫に辿り着いた唯依を待っていたのは、サンダーク中尉の命により即時避難を強要するソ連軍警備兵たちであった。唯依は機密保持のため99型砲の自爆コードを入力する。だが、搭載コンピューターのコンソールモニターに表示されたのは"ERROR-0001"──外部からの不正アクセスに対し基幹システムを凍結するセキュリティが起動している事を示すエラーコードだった。

 一方、基地放棄の凶報後に発せられた不可解な命令の数々に無為に時間を費やされ、苛立ちがピークに達していたラトロワ中佐は疑念を抱く。だが、ソ連軍特殊実験開発部隊を擁するエリート集団であり、主にロシア人特権階級で固められた高等機密組織・中央戦略開発軍団のロゴフスキー中佐は、挑発的ともとれるラトロワの言葉を無視し、ц-04補給基地に侵攻中のBETA群の殲滅命令を実行するよう告げる。

 また、ソ連軍が現在の状況をあるいは意図的に作り出したという可能性に気付いていた待機中のユウヤたちに、ヴィンセントからの通信が入る。
『──タカムラ中尉はまだ基地にいるッ!』

 いまだ99型砲を破壊できずにいた唯依に、2体の戦車級が迫る──。

 

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