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 ソ連遠征を終え、"XFJ計画"は新たな段階へと進む。各国戦術機同士による相互評価プログラム──すなわちAH(対人類)戦闘であった。

 統一中華戦線のバオフェン試験小隊隊長・崔亦菲(ツイ・イーフェイ)の駆る殲撃(ジャンジ)10型が、アフリカ連合ドゥーマ小隊の高速砲撃戦強化試験型ミラージュ2000に長剣を振るう。その姿はユウヤの脳裏に、かつて見た黄昏色の戦術機──唯依の武御雷を思い出させた。

 一方、唯依は、巌谷からの連絡を受け、悲観的な思考に陥りかけていた。"相互評価プログラム"の結果次第では、XFJ計画は中止も考えられる──。

 その夜開催された遠征慰労パーティーで、ユウヤは唯依の作った肉じゃがを口にする。その味は、亡き母に対する哀惜と温かい想いで胸のうちを満たしてくれた。

 そこに現れた崔亦菲は、アルゴス試験小隊に挑発的な態度をとる。そしてユウヤに、「私もふたつの祖国を持っている」と告げるのだった。

 

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