歓楽街のパブで、クリスカが語った"個人的な"問題――任務に支障をきたし、訓練にも悪影響を及ぼしかねないほどの集中力の欠如。クリスカ自身気付くことはなく、ユウヤに伝わるはずもないその感情の正体をひとり理解した唯依の心は乱れる。
そこに現れたレオンはユウヤに執拗にからみ、ついに殴り合いに発展する。パブ中の客を巻き込んだ乱闘の決着は結局、ブルーフラッグに持ち越されることとなる。
一方、ユーコン基地司令ブレストン准将は、莫大な経費を消費し続ける"ブルーフラッグ"の存続を巡って、ハルトウィック大佐と対立。プロミネンス計画そのものの見直しを次回会議の重要案件として挙げる。
翌日。イーダル小隊とグラーフ小隊の演習で、クリスカたちのSu-37UB(チェルミナートル)は4機のMiG-29OVT(ラーストチカ)による連携戦術に追い詰められる。しかし精彩を欠いた動きは演習開始10分を過ぎた頃に一変。異常な高G機動を取りながらの正確な射撃で敵機を撃墜するSu-37UB(チェルミナートル)。それはかつて、タリサの乗るF-15・ACTV(アクティヴ・イーグル)を圧倒的な技量で封殺したときと同じ気配を漂わせていた。
そしてユーコン基地でブレストン准将を狙った狙撃事件が起きる。事件の黒幕として疑われたハルトウィック大佐は、その身柄をMPに拘束されるのだった――。 |